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いかり肩となで肩 コリの症状の違いと対策

こんにちは。キュア&ケアの福田です。

今日は、骨格の違いによるコリ のお話です。

皆さんは、ふつうの肩、いかり肩、なで肩、ご自分がいずれに当てはまるかご存知ですか?

まずは簡単にチェックしてみましょう。

鏡の前に立っていただいて、ご自分の鎖骨の位置を確認してください。
鎖骨のライン、首に近いほうと、肩に近いほうの位置はどうなっていますか?
比較的まっすぐなら ふつうの肩 です。
首に近いほうが低く、時計の針でいうなら 10時10分以上 ならば いかり肩 です。
首に近いほうが高くはの字 時計の針でいうなら 9時15分以下 ならば なで肩 です。

肩の形状に違いがあるということは、それぞれに筋肉のコリを感じる部分も違いますし、その対処法も異なってきます。
筋肉が収縮してコリを感じる部分は血行を促す必要があり、筋肉が引っ張られて伸びてしまっている部分は、エクササイズなどで筋肉の強化が必要になります。

•ふつうの肩
  首、肩、背中と広い範囲でコリの症状を感じる
  コリを感じる部分、首や背中など全体的に血行を促すと良い
  
•いかり肩
  首と肩の上部にコリを感じやすい
  いかり肩の人は肩甲挙筋(*1)と僧帽筋上部線維(*2)が収縮してこりを感じる
  いわゆる肩が持ち上がっている状態なので、僧帽筋下部線維(*3)は引っ張られて伸びてしまい、筋力が低下して
  いる

•なで肩
  主に首にコリを感じる
  なで肩の人は肩甲挙筋が凝っている
  肩が下がり、僧帽筋上部線維が伸びている状態にあるため、重たい腕を肩甲挙筋が支えている
  僧帽筋上部線維は筋力の低下がみられる

*1 肩甲挙筋: 頸椎と肩甲骨をつなぐ筋肉で、肩甲骨の上下運動にかかわる
*2 僧帽筋上部線維: 僧帽筋の上部に位置し、頸椎と肩甲骨をつなぐ。首をカバーし肩関節を持ち上げる動きに携わ
   る
*3 僧帽筋下部線維: 僧帽筋の下部に位置し、胸椎下部と肩甲棘をつなぐ。肩甲骨を下に下げる動きに携わる
* 僧帽筋とは背中の表層にある三角形の大きな筋肉。重い頭の角度を保ち、上体を起こす働きがある

具体的なストレッチやエクササイズは次回にお伝えします。


 




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