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キュア&ケアブログ 2015年7月

ぎっくり腰 なってしまった時の対処法

こんにちは。キュア&ケアの福田です。
 
今日は前回お話したぎっくり腰の続編、なってしまった時の対処法についてお話します。
 
ぎっくり腰になってしまったら、どうしたらいいのか焦ってしまいますよね。。
まずは炎症を起こしている部分を冷やしてください。
動けない場合は無理をせず、安静にすることが大事です。(と言われても、動きたくても、動けない、ですよね。。)
痛みがやわらぐまでは安静に、です。
但し、あまりに慎重になりすぎて長い期間じ~~っと動かないでいると、今度は筋肉が固まってきて、かえって治りも遅く、回復後もなかなか痛みが取れない、といった症状も見られるようです。少し動けるようになってきたら様子を見て、身体を少しづつ動かしていきましょう。
ストレッチなどをして筋肉を柔らかくし、血流を促していくのです。(方法は下記を参考にしてください)
そして、ぎっくり腰の原因が一つが運動不足や筋力の低下にあると考えられるならば、筋力アップも必要ですよ。
ぎっくり腰は繰り返すとよく言われます。
繰り返さないためにも、予防のためのケアを考えていきましょう。
 
一つ付け加えていうならば、たとえ痛みが軽減し動けるようになったとしても、それは単に身体(神経)が痛みに慣れたという状態でもあります。痛めて炎症を起こした部分が完治したわけではありません。
このことを踏まえて、ストレッチやエクササイズと並行して、鍼灸、整体、カイロプラティックなど、一度きちんと補佐的にケアをしてくれるところを訪れてみるのも、コンディションを整える意味では役に立つと思います。
 
さあ、それでは、回復時のストレッチの方法です。
1、仰向けになります。
  両足をくっつけたまま膝をたて、腰(ウエストの後ろ)が反りかえらないよう背中をまっすぐにします。
  そのままゆっくり、ゆっくりと足を片側の床に倒していきます。倒し切ったらしばらくそのままで腰を伸ばします
  これを左右繰り返します。呼吸はとめないで、吐きながら行ってください。
      フェイスブック エクササイズ 腰1.jpg
2、仰向けのまま、まずは片足ずつ動かしてみましょう。
  ゆっくりと息を吐きながら片足を抱え、出来る範囲で胸に近づけていきます。
  抱えていない反対側の足は膝が曲がっても構いません。(可能ならのばしたままで)
  片足ずつ交互に試してみて、可能なら両足を抱えてみましょう。
  顎が上がらないように背中を床につけ膝を胸に近づけて腰を伸ばします。
      
フェイスブック エクササイズ 腰2.jpg
3.うつぶせになります。無理ならばこれは省いてください。
  両手は肘をまげて胸の横に添わせるように置きます。
  お腹側を伸ばすようにゆっくりと体を反らしていきます。
  角度は個人差があるので気にせず、呼吸を吐きながら行ってください。
      両肘は曲げたままでも、伸ばしてもどちらでも、ご自分の状態に合わせて選択してください。
      フェイスブック エクササイズ 腰3.jpg
とりあえず以上3つのストレッチを試してみてください。
もっと回復してきたら、臀部や股関節周辺のストレッチやエクササイズなど必要なものを増やしていくとよいと思います。
最後に、ぎっくり腰にならないために、日常的な動作にも気を付けて、避けられる負担はかけないようにしましょう。
例えば、
下に落としたものを拾うときには腰も落として拾うようにする。
座るときにおしりを前にずらして座らない。
仕事でパソコンを長時間使用するにもかかわらず、さらにスマホをプライベートな時間に背中を丸めて見続けないようにする。
など、何気にしていそうな動作が負担をかけていることも多くあるので、ご自分に当てはまるものがあるかどうか確認しておきましょう。
 

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