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キュア&ケアブログ 2015年3月

姿勢が原因で起こる首や肩のコリ ちょっとした時間のストレッチでプチケア

こんにちは。キュア&ケアの福田です。

今日は前回お話した、姿勢の悪さからくる コリ のための簡単ストレッチです。

ストレッチをする時の注意点です。簡単なストレッチですが、以下のことに気を付けて行ってください。
1. 無理な負担をかけない
2. 自分の体の重さを利用するなど、強度は イタキモ くらいで行なう
3. 変な痛みを感じるときはやめる

さあ、それではストレッチのご紹介です。
とてもシンプルなものですが、コツをつかんで気持ちよ~く行ってください!
始める前にまずは深呼吸!!

 1. 背中を伸ばす
   指を組んで頭上に腕を伸ばす。
   寝起きの時にグ~~ッと背伸びをするように、腰から背中全体を伸ばす
   ゆっくりと腕を下す。
   何回か繰り返し(動きになれたところで)上げた両腕を少しだけななめ後ろ側に引き上げるようにする。
   ろっ骨を持ち上げるような感じです。

2. 背中を伸ばす
   指を組んで息を吸いながら手のひら側を外に向けながら両腕を前方に伸ばす。
   両腕を伸ばしたまま、息を吐きながら背中を丸めるようにして後ろに伸ばす。
   両腕と背中が引っ張り合いこをしている感じです。
   動きに慣れたところで、肩の力を抜気ながら試してみてください。さらによく伸びますよ。

3. 首を伸ばす
   背筋を伸ばし、肩の力を抜いて首をご自分の気持ち良い角度に伸ばします。
   ギュ~ッと力は入れず、自分の頭の重さを利用してゆっくりと息を吐きながら行ってください。
   繰り返すうちに、もう少し伸ばしたい方は手を下に下げ、腕の重さも利用してみましょう。
   片腕の重さは体重の 5% あります。ほんの少し手を下に下げる力を利用してもよいと思います。

とりあえずこの超シンプルストレッチを3つだけ。
これだけなら、時間がなくても、いつでも,どのタイミングで出来そうではありませんか?
新鮮な酸素をたくさん体の中に取り入れて リフレッシュ!!






姿勢が原因で起こる首や肩のコリ 座る姿勢をチェックしてみよう

こんにちは。キュア&ケアの福田です。

今日は、デスクワークやスマートフォンの普及で、長時間同じ姿勢をとり続けることによって起こる こり のお話です。

人の体は横から見ると、頸椎が前、胸椎が後ろ、腰椎が前、仙骨と尾骨が後ろ、という風に緩やかなS字カーブ(生理的湾曲)を描いています。
それは直立二足歩行をする私たちが、体重の10%もある重たい頭を支えるため、また、様々な動きによる衝撃を吸収するために必要だからです。
これは姿勢よく座った時も同じカーブが保たれています。

しかし、長時間のデスクワークやスマートフォン、ゲームなどに夢中になり、下向きの姿勢を取り続けていると、どうなるのでしょう?
顎を突き出し、肩をすぼめ、背中と腰を丸めて、横から見ると体全体で弧を描いているような前屈姿勢になっているのではないでしょうか。
重たい頭部が前にあることで重心が前に移動してしまうので、このS字のバランスは崩れ、体全体(背中全体)で頭を支えなければなりません。
いわゆる猫背の状態です。

また中には猫背ではなくて、姿勢よく背筋をまっすぐ、まっすぐ、と気にして、気にするあまり逆に腰を後ろに突出してしまい、体が反りかえって弓なりの姿勢となってしまう方もいるのでは?
このような場合は骨盤を前に傾けすぎているので、自然に背中を後ろにぐっと引き、顎も後ろに引き気味みにして、背中の中央あたり(胃の裏側あたり)の筋力で重たい頭を支えています。つまり強いS字カーブというバランスの悪い土台の上にうまく頭を乗っけている状態です。体を支えているのは,ほとんど筋力のみの力です。
これでは強い負担が背中と肩の一部に集中してしまいます。

心当たりはありませんか?

これらのような姿勢をとっていると体のあちこちが強張ってくるのも時間の問題です。
例えば、猫背の場合は初めに、常に重たい頭部と両腕を支えている僧帽筋が疲労してきます。この筋肉は大きくて厚みもあるため血行不良を起こしやすい部分です。そしてその緊張は周辺の筋肉群(肩甲挙筋、上後鋸筋、菱形筋、板状金、脊柱起立筋】などに波及してきます。強張った筋肉は血液の循環が鈍くなり、新鮮な酸素や栄養が隅々にまで十分に行き届かなくなってしまいます。またそれだけではなく、強張った筋肉の疲労物質をうまく排出できない状態となり、その部分に溜まっていきます。
その結果、コリ感、疲労感、痛み、などの症状が現れてくるのです。

では、どのようにしたらその負担を減らせるのでしょうか?

座る姿勢を考えた場合、机と椅子のバランスが重要になってきます。体勢も含めて確かめてみましょう。

1. 机の高さは、肩から自然に腕を下ろし、机に触れる肘が直角になるくらいです。
   その位置から肘は少しだけ前にずらします。肘掛を利用すれば肩にかかる負担は減らせます。
2. 椅子の高さは足の裏全体が床についている状態に合わせます。
   ひざと椅子の間に少しゆとり(こぶし大くらい)があるくらいが楽です。
   簡単にチェックできる方法として、縦4つ折りにしたハンカチを椅子と腿の間にはさみ、片手で少し抵抗はあるけれど引き抜ける状態。
   これくらいの高さが目安です。
       もし、机の高さに椅子を合わせ、足が浮いているようならば、足の下に台などを置くとよいでしょう。
3. パソコンの画面は自分の目の高さより若干低め、少し顎を引くくらいです。
   机と椅子の調整ができないときには、パソコンの下に台などを置いて調整しましょう。
4. 目とパソコンとの距離は40センチくらいがベストです。 
5. 背中はまっすぐに、腰と太ももの角度は直角くらいです。
   腰を前にずらして座ると猫背になります。背もたれを上手に利用するのも身体への負担を減らすコツです。
6. デスク下にはなるべく物を置かないように、まっすぐ正面を向いて座るのもポイントです。

如何ですか?
改善できそうな点はありましたか?

次回は、この座り癖で起こるコリの解消法簡単ストレッチ をご紹介します!







精油の香りと脳の反応

こんにちは。キュア&ケアの福田です。

今日は香りと脳の反応のちょっとしたお話です。

皆さんは精油の香りを選んでいるときに、ス~っと鼻の奥から身体に馴染んでくる時と、なんだか今一つピンとこないなぁ、と感じることはありませんか?   好き嫌いは別として。

なぜなんだろう?   って思いませんか?

馴染む馴染まないは、人は体調や気分によって心地よいと感じる香りが変わるからなんです。
例えば、疲れているときにはその疲れを癒してくれそうな香りを好むし、頭がすっきりしない時はリフレッシュ出来そうな香り、ちょっぴり落ち込んじゃってる時には元気をくれそうな香り、また、夕方身体のむくみが気になるなぁ、ってときには身体の循環を促してくれるような香り、など、なぜか身体にとって有効に働いてくれそうなものを無意識に選んでいることが多くあるのです。

不思議 。 。 。

その理由を体の仕組みから少し説明すると、嗅覚はほかの感覚(視覚、味覚、聴覚、触覚)とは違った経路で体に伝わっていきます。
香りという刺激は鼻から入ってきてダイレクトに大脳辺皮質という本能的な行動をつかさどる部分に伝達されます。本能的とは喜怒哀楽などの感情や食欲、性欲などの行動のことです。ちなみに「あ~、なんだか懐かしい匂い、、、」と感じるのも、直接ここに刺激が伝わるためです。
そして、そこを経由して香りの刺激は、視床下部(機能調整をする部分/自律神経)、さらに下垂体(ホルモンや免疫系などの内分泌器官)へと伝わっていきます。

精油とは100%天然の芳香物質で、植物自体が持っているパワー(有効成分)をギュ~~ッと濃縮し抽出したものです。
つまりその精油の香りがスーッと身体の中に入ってくるということは、いま体にとってその植物の持っているパワーが必要だ! と本能的な脳が判断し、それを心地よさとして伝えてくれているからなんです。必ずしも単純に好き嫌いだけで判断さるわけではなく、状況に応じて不足部分を補おうとしているのです。
だから仮に、また別の機会に同じ香りを嗅いでみたとすると、最初と同じように感じるか? というと、体調や気分的なものにたいした変化がなければ同じように感じるかもしれないし、状況が変わっていれば、おそらく違うでしょう。

無意識で本能的な反応。
これは自分自身の体調に対して自覚症状がないとき、例えばこんな時は、逆に選んだ香り(精油)があなた自身のことを気づかせてくれるかもしれませんよ。「あ~、あんまり気にしていられなかったけど、ほんとは私疲れているんだぁ、休みたいんだな、、」って。

ス~ッと馴染んでくる香りをいろいろ試してみるのも面白いですよ。 







花粉症に役立つ精油

はじめまして。キュア&ケアの福田です。

ただ今まさにスギ花粉のピークを迎えていますね。ここ数年は戦後に植林した杉の成長に伴い、飛散量もかなり多くなるとか。。
困ったものです。

鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、などの症状から、頭重、疲労、不眠、集中力の低下などアレルギーが原因で起こる体調不良にも悩まされたり何とも辛い毎日です。

そこで今日は、そのツラ~イ症状を少しでも緩和するために役立ちそうな精油と、その活用法をご紹介したいと思います。

リフレッシュ系
精油の名前      ユーカリ ラディア―タ
香りの印象      ユーカリの中でもフレッシュな印象、軽いスッとした香り
心身への働きかけ   鼻や咽頭に働きかけ、うっ帯除去、粘液排出、リフレッシュ
相性のよい精油    オレンジスィート、マンダリン、ラベンダー、ローズマリー
注意事項ほか     子供、高齢者にも比較的安心して利用できる
           妊娠初期は避ける、敏感肌の人は低濃度で肌に使用、火気に注意

精油の名前      ユーカリ グロブルス
香りの印象      少し鼻に突くシャープな印象、やや控えめの薬品系の香り
心身への働きかけ   気管支などに働きかけ、粘液排出、免疫活性、リフレッシュ
相性のよい精油    グレープフルーツ、レモン、サイプレス、ラベンサラ
注意事項       妊娠中、乳幼児は避ける、敏感肌の人は低濃度で肌に使用、長期間の使用は避ける

 
精油の名前      ティートリー
香りの印象      鼻にツンとくるパワフルな印象、樟脳のような香り
心身への働きかけ   気管支などに働きかけ、抗炎症、演繹排出、免疫活性、刺激
相性のよい精油    マンダリン、レモン、スペアミント、ラベンダー、ローズマリー
注意事項ほか     妊娠初期は避ける、敏感肌の人は低濃度で肌に使用
 
精油の名前      マートル
香りの印象      ユーカリに似た香りだが優しくて甘さのある繊細な香り
心身への働きかけ   呼吸器へ働きかけ、うっ帯除去、免疫活性、自然治癒力向上
相性のよい精油    ベルガモット、ラベンダー、ティートリー、ユーカリ
注意事項ほか     子供、高齢者にも安心して利用できる
           長期間の使用は避ける
 
精油の名前      ローズマリー シネオール
香りの印象      スッとした爽快感、フレッシュで樟脳に似た香り
心身への働きかけ   呼吸器系へ働きかけ、粘液排出、抗炎症、刺激
相性のよい精油    レモン、ラベンダー、ユーカリ、シダーウッド
注意事項ほか     妊娠初期は避ける、高濃度の使用は皮膚刺激あり

精油の名前      ローズマリー ベルべノン
香りの印象      ハーブ調の柔らかさをもち、落ち着いたやさしい香り
心身への働きかけ   循環器系に働きかけ、うっ帯除去、浄化、集中力を高める
相性のよい精油    オレンジスィート、レモン、ユーカリ、ティートリー
注意事項ほか     妊娠中、高血圧、てんかん、子供は避ける、高濃度の使用は皮膚刺激あり
 
精油の名前      ペパーミント
香りの印象      クールでスッとした印象、ホンノリ甘みのある香り
心身への働きかけ   呼吸器系、神経系に働きかけ、粘液排出、リフレッシュ
相性のよい精油    グレープフルーツ、レモン、ラベンダー、パイン
注意事項ほか     妊娠中、授乳中、乳幼児は避ける、皮膚刺激あり、濃度に注意して使用
 

リラックス系
精油の名前      ラベンダー
香りの印象      さわやかさと甘みを感じるハーバルな香り
心身への働きかけ   抗アレルギー、抗炎症、免疫活性、鎮静、不眠
相性のよい精油    オレンジスィート、ベルガモット、ライム、カモミールローマン
注意事項ほか     ポピュラーで安心して使用できる
           妊娠初期は避ける、低血圧、集中力を必要とされるときは避ける

精油の名前      カモミール ローマン
香りの印象      甘さと酸味を感じるフルーティーな香り
心身への働きかけ   抗アレルギー、抗炎症、強肝、鎮静、抗うつ
相性のよい精油    レモン、マンダリン、ヒノキ、シダーウッド、ローズ
注意事項など     子供にも安心して使用できる
           妊娠初期は避ける、向精神剤、睡眠薬との併用は避ける
 
精油の名前      ローズオットー
香りの印象      まさにバラ、芳醇なやさしい香り
心身への働きかけ   抗アレルギー、抗炎症、強肝、浄化、鎮静、収れん
相性のよい精油    マンダリン、ライム、サイプレス、フランキンセンス
注意事項など     妊娠初期は避ける、高濃度の使用は避ける


これらの製油を使って手軽に芳香浴、吸引(フェイシャルスチーム)、アロマバス、湿布法、など症状に合わせてを行います。
(方法は下記を参考にしてください)

いずれの製油も単体で使用しても構いませんが、相性の良い製油とブレンドすることで苦手な香りもまた違った印象で楽しめます。植物のパワーを感じながら、一つの対処法として活用してみてください。

楽しみ方
 
芳香浴   一番手軽に楽しめる方法です。
マグカップに                     ハンカチやコットンに
熱いお湯を張り、精油を1~2滴たらす     1~2滴落とす
香りが弱まってきたらお湯を足す        持ち歩くこともでき、いつでも楽しめる
                             製油の色がハンカチに残る場合もあるので注意

拡散器具(オイルウォーマー、ディフューザー、アロマランプなどで)
それぞれの器具の説明書に従って楽しんでください
目安としては5~8畳くらいの部屋で精油4~5滴です

アロマバス
全身浴の場合、バスタブに精油1~5滴を落とし、10~15分くらい浸かりましょう。
半身浴の場合、ぬるめのお湯(38℃)を胸より下の高さまで張り、精油を1~3滴落とします。
ゆったりと20~30分、肩を冷やさないようにタオルなどをかけて浸かるとよいでしょう。
部分浴(フットバス、ハンドバス)は、40~43℃のお湯をk用意(くるぶしや手首が浸かるくらい)、精油は1~3滴、10分くらいつけましょう。

吸引(フェイシャルスチーム)  ~鼻づまりにはおすすめ~
湯気の立つくらいお湯を用意して精油を2~3滴
30センチ以上離したところに顔をもっていき、湯気逃げないように頭からバスタオルなどをかぶって、3~5分蒸気を吸い込みます。
咳が出たりする場合はやめましょう。

温冷湿布  ~目のかゆみなどには冷湿布がおすすめ~
洗面器などに水またはお湯を張り、精油を1~3滴落とします。
そこにタオルを浸し、絞ったものを患部にあてます。

長々となりましたが、
それぞれアレルギー症状も個人差があると思います。
いろいろ試してご自分に合った方法を探してみてくださいね。









                          






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